私の人生を変えた漢方薬の紹介

つらかった生理痛

私の人生を変えたといっても過言ではないこの漢方薬は、大峰堂薬品工業株式会社の恵婦丸（けいふがん）です。

中学生の時からひどかった生理痛、生理不順。疲れてくると、足は冷えるのに顔がほてり、頬が異常に赤くなっていました。母の体質を受け継いだので仕方ないとあきらめていました。

それが、飲みだして1か月ほどで疲労感が減り、3か月で顔のほてりがなくなって、生理周期が少しずつ安定するように。

結婚して3年子供ができなかったのですが、周期が安定したことで、飲みだしてから1年で子どもを授かることができました。

この時、漢方薬のすばらしさを知り、妊娠中の安胎薬は当帰芍薬散、風邪をひけば葛根湯、胃腸の不調や頭痛など、すべて漢方薬を試すようになりました。

副鼻腔炎

私の実家は和菓子洋菓子の製造をしていました。その上、水泳をしていて夏も体は冷えていました。お菓子食べ放題で体が冷えると免疫力が下がります。鼻が詰まってよく蓄膿（副鼻腔炎）になっていました。大学３年生の夏、急性副鼻腔炎の頭痛発作を起こしました。バットで殴られたかのような痛みと表現されますが、まさにその通りの痛みでした。

病院で点滴後、実家で静養をして症状は落ち着きましたが、それ以降風邪をひくたびに副鼻腔炎を発症していました。

大峰堂さんの恵婦丸を飲んで生理が正常になり、長女を出産後、仕事に復帰してすぐに副鼻腔炎になりましたが、大峰堂さんの葛根湯加川芎辛夷を飲みだして、なんと、1週間で改善し、治りはじめました。念のため症状が落ち着いてもしばらくは飲み続けましたが、頭痛発作が起きてから7年間、風邪をひくたびに繰り返していた副鼻腔炎は、現在まで再発していません。

グルグル回転めまい

2人目を出産後、半年くらいの時に朝目覚めると天井がグルグルと回りだし、起き上がることもできず、気分が悪くなって嘔吐してしまいました。救急に駆け込みましたが原因がわからずすぐ返され、ある内科では睡眠薬を出されましたが、余計に気持ち悪くなり、耳鼻科に行っても異常なし。ビタミン剤を飲んでも改善せず、途方に暮れていました。グルグルめまいはおさまってきたもののフワフワ感が残りました。漢方薬は試しましたが何が自分にあっているのかわからず、そのうち生活に支障がなくなり、そのままにしていました。

随分立って今の漢方の勉強会に入会してから、またグルグルめまいを起こしました。この症状のことを相談したところ、沢瀉湯を処方してもらいました。飲みだして1週間でグルグルもフワフワもなくなりました。めまいに効く薬は無いと思い込んでいたので、本当にうれしかったです。肩こりや冷え、水毒が原因とわかり、食生活を改善。現在まで再発していません。